月額制で太陽光発電を手軽に設置!ハチドリソーラーの評判とメリットを解説!

2023.06.15

深刻化する地球温暖化への対策として、二酸化炭素の排出量を削減するために非化石燃料の利用はグローバルレベルで大きな注目を集めています。

こうした環境下において、太陽光発電ビジネスの市場には、環境に優しい(二酸化炭素を排出しない)発電システムとして、大企業からベンチャー企業まで、非常に多くの企業が参入しています。

ハチドリソーラーも太陽光発電システムをリースする事業を展開しています。本記事では、ハチドリソーラーが提供しているリースサービスの概要(対応エリアや利用条件)、ハチドリソーラーのメリットとデメリット、について詳しく解説します。さらに、ハチドリソーラーの料金プランや気になる疑問とその回答に関しても詳細に説明します!

目次

ハチドリソーラーは月額制の太陽光発電リースサービス

ハチドリソーラー

ハチドリソーラーは初期費用が不要で太陽光パネルを設置することが可能です。万が一太陽光パネルが故障した場合にも安心できる充実した保証が付いています。一般的には、自宅に太陽光パネルを設置する場合には、150万円くらいの設置費用+工事費用が必要です。

こうした高い費用が敬遠されて、太陽光パネルは設置したいとは思っている人は多いものの、現実には一般家庭に太陽光パネルの設置がなかなか進まない状況にあるというのが課題となっています。

しかし、ハチドリソーラーでは、初期費用が無料で自宅に太陽光パネルを設置することができる画期的なサービスを提供しています。加えて、ハチドリソーラーの太陽光発電システムには、15年以上のメーカー保証だけでなく、ハチドリソーラー独自の災害補償も付いています。万が一故障した場合でも、想定外の急な出費が発生することはありません。

対応エリア

ハチドリソーラーの対応エリアは、日本国内の47都道府県すべてです。沖縄県は対応エリア外だったのですが、2022年6月にハチドリソーラーの受付を開始したことで、すべての都道府県(除く、一部の離島)で対応することが可能になりました。

利用条件

ハチドリソーラーを利用するためには、契約者の年齢が65歳以上であることが条件です。また、自宅建物の築年数が古い場合には、太陽光パネルの設置をお断りするケースがあります。

築年数が古い建物に太陽光パネルの設置を希望している場合は、屋根の状態を写真に撮ってハチドリソーラーまで送って頂ければ、判断結果を知らせてくれます。

ハチドリソーラーのメリット

ハチドリソーラーのメリットは以下の通りです。

ハチドリソーラー

設置費用が無料

ハチドリソーラーは太陽光発電システム一式をリースするサービスを提供しているので、太陽光パネルの購入などの初期費用を支払う必要がありません。一般的に、太陽光パネルの購入には、設備一式の費用(150万円くらい)と工事費用がかかります。

このように多額の費用が必要な点が、太陽光発電をスタートさせるためのネックになっていると考えられます。しかし、ハチドリソーラーには、初期費用を心配することなく太陽光発電に取り組める点に大きなメリットがあります。

発電した電気は使い放題

ハチドリソーラーで発電した電気は、毎月定額料金を支払うだけでいくらでも使い放題です。一般的には、電気料金は使えば使うほど高くなりますが、一定の料金を支払うだけで使い放題である点も、ハチドリソーラーのメリットです。

使用せずに余った電気は売電収入に

発電はしたものの使用せずに余ってしまった電気は、電力会社に売却して収入を得ることができます。太陽光発電の売電においては、固定価格買取制度(FIT制度)が適用されています。

固定価格買取制度(FIT制度)とは、対象設備で発電した電力を、あらかじめ定められた期間や一定の価格で電力会社が購入する制度のことです。

契約満了後は太陽光パネルを無償譲渡

10年~15年のリース契約期間が終われば、太陽光発電システム一式が無償で契約者に譲渡されます。

ハチドリソーラーの太陽光パネルは、耐久性の高い日本製。契約期間が終わった後も、もちろん発電を続けることができます。リース料金を支払わずに、発電された電力を家庭で使いたい放題です。

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ハチドリソーラーのデメリット

一方、ハチドリソーラーのデメリットは以下の通りです。ただし、ハチドリソーラーに特有の明らかなデメリットは見当たらないため、太陽光発電の一般的なデメリットについて解説します。

発電量が天候や地域によって変動する

太陽光発電は、天候や地域によって発電量が左右されます。化石燃料などと異なり、太陽光や風力を利用する発電システムは安定した電力の供給体制の構築が最大の課題であるとされています。

太陽光パネルの 反射光による光害の発生

太陽光パネルの表面は鏡面となっているので、反射光がまぶしいという問題を発生させてしまう可能性があります。こうした被害のことを「光害」と呼んでおり、近所の住人とのトラブルの原因になりがちです。他にも、鶏が産卵しなくなったり、牛乳の出が悪くなったりするケースも考えられます。

場合によっては、損害賠償を求められる場合も考えられるため、太陽光パネルを設置する場所や反射光の状態をきちんと確認しておくことが必要です。

太陽光パネルが設置できない場合がある

太陽光パネルを取り付ける建物の築年数が古いため、設置できない場合があります。太陽光パネルには相応の重量があるため、経年劣化した屋根の上に設置することが危険な場合があります。屋根が崩落したり、設置した太陽光パネルが落下したりするリスクが考えられます

したがって、危険な場所には、原則として、太陽光パネルを設置することはできません。

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ハチドリソーラーの料金プラン

電気料金

ハチドリソーラーには、以下の3つの料金プランが設定されています。

  1. ソーラープラン
  2. ソーラー+蓄電プラン
  3. ソーラー+V2Hプラン

どんな方に向いているか解説していきますね!

①ソーラープラン

ソーラープランは、ハチドリソーラーが提供する最も標準的な料金プランです。月額6,300円(税込)〜で利用することが可能で、日中は自宅にいる機会が多い人や小さな子どもがいる家庭におすすめします。ソーラープランは、支出を増加させることなく、太陽光発電システムを導入することが可能な点に魅力があります。

また、発電した電気は好きなだけ使うことが可能です。余った場合には、電力会社に売電して収入を得ることもできるので、非常にお得なプランとなっています。

②ソーラー+蓄電プラン

ソーラー+蓄電プランは、太陽光パネルに蓄電池もセットで設置できる月額1万4000円(税込)〜のプランです。太陽光パネルには蓄電機能がないため、夜間や天候が悪い時には利用することができません。

しかし、太陽光パネルに蓄電池を設置することで、日中に発電した電気をいつでも利用できるようになります電力会社から電気を購入する量や頻度も少なくなるので、家庭における電気使用を節約することが可能です。

③ソーラー+V2Hプラン

ソーラー+V2Hプランとは、太陽光パネルで発電した電気を電気自動車に蓄えることで燃料費だけではなく、電気代も安く抑えることが可能な、月額13,600円〜利用できる料金プランです。

通常、V2Hの機械(EVパワーステーション)を購入する場合は、スタンダードモデルが2年、プレミアムモデルが5年、という保険期間になっています。しかし、ハチドリソーラーのソーラー+V2Hプランでは、特別に15年間の保険期間が適用されています。

さらに、ハチドリ電力を利用している人には、最大で80万円の電気自動車の購入補助金が出るため、電気自動車の購入を考えている人には非常におすすめのプランです。

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補足:ハチドリソーラーの利用で自治体の補助金も使える?

太陽光と家

ハチドリソーラー導入の際、神奈川県や京都府などの一部の自治体では補助金を利用することができます。神奈川県では、「令和4年度太陽光発電初期費用ゼロ促進事業費補助」を利用することが可能です。

「令和4年度太陽光発電初期費用ゼロ促進事業費補助」では、初期費用0円の太陽光発電設備を設置したり、リース料金などを安く抑えたりすることができます。なお、申請書の提出期限は2023年2月28日までとなっていますが、利用状況によっては期限よりも早く申請が締切になる可能性があります。

また、京都府でも「京都0円ソーラー支援制度」を利用することが可能です。「京都0円ソーラー支援制度」では、住宅用であれば、最大10万円相当の太陽光発電システムの導入支援額が、現金交付やリース料金の割引などを通じて、ハチドリソーラーなどの0円ソーラー事業者から還元される仕組みとなっています。

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ハチドリソーラーには法人プランも!

ハチドリ電力の0円ソーラーには、事務所・店舗・倉庫などで利用できる法人プランもあります

対象は、従量電灯または低圧電力の契約をしている法人です。(高圧の電気契約については、サービス準備中です。)

ハチドリソーラー法人プランのメリット

個人向けの住宅用プラン同様に、初期費用無料・メンテナンス無料でソーラーパネルを設置できます。

電気代の削減や売電収入など個人向けプランと同じメリットがありますが、法人プランではさらに以下のようなメリットが得られます!

9年間の契約期間満了後に太陽光パネルが無償譲渡

法人契約では、契約期間が9年間となっています。個人契約よりも早く太陽光発電システムが無償譲渡され、自社のものになります。

その後は、リース料金を支払わずに太陽光発電で発電した電気を使用することができます。

CO2排出量削減に取り組むことによる企業価値向上

ハチドリソーラーで太陽光パネルを設置すれば、初期費用を抑えて企業のCO2削減を実現できます。

近年、SDGsや低炭素社会への実現に向けて、企業の取り組みが求められています。環境問題への社会的責任を果たしているとの評価は、企業価値の向上や、投資先としての魅力を上げることに繋がるでしょう。

まずはWebから無料シミュレーション申し込みを!

法人リースプランは、決まった料金設定はありません。設置する太陽光パネルの容量によって料金は異なりますので、一度Webから無料シミュレーションを申し込んでみてください。

太陽光に詳しい専門スタッフが、最適なプランをオンラインで提案してくれます。

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ハチドリソーラーに関する気になる疑問!

ハチドリソーラーに関する気になる質問と回答について以下の通り説明します。

リースではなく普通に太陽光発電を設置するとどのくらいの費用がかかるの?

ハチドリソーラーでは太陽光パネルをリースで提供するサービスを行っていますが、普通に太陽光発電を設置する場合は、設置場所や発電能力などによって費用は異なります。経済産業省によると、太陽光発電の設置費用(2021年)は、平均すると28.0万円/kh(新築のケース)となっています。 

一般的な住居用ソーラーパネルの容量は、3〜5kWくらいなので、計算すると、設置費用の相場(2021年)はだいたい上84万円〜140万円(補助金の対象外)になります。

屋根の無料貸出(PPAモデル)との違いは?

屋根の無料貸出のPPA(Power Purchase Agreement:電力販売契約)モデルとは、PPA事業者と契約することによって、太陽光発電システム設備を初期費用なしで導入することが可能な仕組みです。

初期費用がかからない点は、ハチドリソーラーのリースモデルと共通しています。

ただしPPAモデルでは、契約期間中の太陽光パネルの所有者はPPA業者のものになります。契約期間中は、契約者が売電収入を得ることはできません。

引っ越しなどの理由で途中解約はできますか?

原則として、途中解約はできません。しかし、やむを得ない事情で解約しなければならない場合には、契約期間の残りの期間のリース金額を支払って太陽光発電システムを一式買い取ることで解約することができます。

契約満了後の太陽光発電システムはどうなりますか?

契約期間が満了した場合には、無償で契約者に太陽光発電システムを譲渡します。なお、原則として契約期間は15年ですが、ご要望に応じて契約期間を10年に短縮することも可能です。

契約後太陽光パネルを撤去したい場合、どうなりますか?

契約期間中に太陽光パネルが故障したため、一時的に撤去したい場合には、保証の対象となるので(修理のために必要な)撤去費用はかかりません。しかし、契約期間が満了して、太陽光発電システムを譲り受けていた場合には、撤去費用は自分の負担となります。

リースでも売電収入は得られますか?

リースモデルの場合でも売電収入を得ることは可能です。売電収入を得るための流れは、

  1. 太陽光発電設備の取得(購入・リース)
  2. 経済産業省へ計画申請
  3. 配送電事業者への連絡

となっております。

➀太陽光発電設備の取得(購入・リース)

売電収入を得るためには、最初に太陽光発電設備を取得することが必要です。購入してもリースを利用しても問題はありません。ただし、購入の場合は、一度に多額の資金が必要になりますが、自分の好きなタイミングで設備を売却することが可能です。

リースを利用する場合は、支払う費用を抑えることは可能ですが、契約期間中はリース物件の売却などは自由にできません。

②経済産業省へ計画申請

経済産業省への計画申請は、提出書類に必要事項を記入して郵送する手続きです。それほど複雑で難しくはない手続きのため、一般的には、太陽光発電設備を提供する業者が申請方法について詳しく教えてくれます。

③配送電事業者への連絡

配送電事業者への連絡も必要です。経済産業省への計画申請と同様に、複雑な手続きではありません。工事を実施する期日や終了する日などをきちんと連絡するために必要なものです。

ただし、高圧系の太陽光発電所を設置するようなケースでは、専門家による手続きが必要になるため、注意が必要です。

キャンペーンや申し込み特典はありますか?

2023年5月現在、ハチドリソーラーで実施中のキャンペーンはありません。

ハチドリソーラーがおすすめなのはどんな家庭?

初期費用を抑えて太陽光パネルの設置をしたいと考えている人や、使わなかった電気を売却して収入を得たい人にはハチドリソーラーはおすすめです。

日中在宅していることが多い人にとっても、太陽光発電で発生した電力を自宅で利用することが可能なお得な発電手段です。

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ハチドリソーラーの申し込み方法

ハチドリソーラーの申し込み方法と手続きの流れは、

  1. シミュレーションの申し込み
  2. 最適なプランの検討・選択
  3. 契約締結
  4. 太陽光パネルの設置工事
  5. 利用開始

となっています。

➀シミュレーションの申し込み

ハチドリソーラーでは、インターネット上に無料シミュレーションの申し込み画面を用意しています。無料なので、気軽に利用することが可能です。

②最適なプランの検討・選択

最適なプランの検討・選択の際には、上記のシミュレーション結果を踏まえて、ハチドリソーラーとも十分に相談をするようにしましょう。基本的には15年という長い期間での契約になるので、納得したうえで契約を結ぶことが重要です。

③契約締結

内容に合意したら、契約を結びます。疑問がある場合は、契約を結ぶ前に解消しておきましょう。

④太陽光パネルの設置工事

契約を締結したら、太陽光パネルの設置工事を行います。

設置工事そのものは、足場の組み立て、屋根に太陽光パネルを設置する工事、配線工事、足場の解体、で約1日〜3日で完了しますが、工事を開始するまでの期間が長いことが、太陽光パネルの設置工事の特徴といえます。

⑤利用開始

太陽光パネルの設置工事が完了したら、いよいよ利用開始です。

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まとめ

ハチドリソーラーは初期費用不要で利用することが可能な太陽光発電サービスのことです。初期費用がかからないだけでなく、契約期間中の修理費用もハチドリソーラーが負担してくれます。契約期間が満了すれば、太陽光発電設備を無償で譲ってもらえます。

また、自家発電した電力は使い放題のうえ、余った電力は売電して収入を得ることもできます。ただし、原則として、途中解約ができず、状況(天候や地域)によっては安定した発電ができない可能性があります。

こうしたメリットやデメリットを踏まえて、ニーズに合致したプランを選択して利用することが重要です。