一人暮らしにおすすめの新電力ランキング!料金やキャンペーンなどで徹底比較!

2023.12.28
  • 一人暮らしでも新電力に乗り換えたら安くなる?
  • 一人暮らしを始めるにあたって、おすすめの電力会社が知りたい。

このように電気料金は安くしたいけれど、毎日使う電気のことですから、いざ乗り換えとなると不安もでてきますよね!

この記事では、一人暮らしにおすすめの新電力会社を紹介していきます。電気の使い方に併せて電力会社を選べば、電気料金は簡単に安くできます。

一人暮らしならではの新電力会社の選び方や、電力会社乗り換えの際によくある質問についてもまとめました。

新電力への乗り換えを検討している一人暮らしの方は、ぜひチェックしてみてください。

一人暮らし向けの新電力会社の選び方

注意点

①供給エリアで選ぶ

供給エリアとは、電気の契約をできるエリアのことです。電力会社によってそれぞれ異なります。

公式サイトを確認し、お住まいの場所が供給エリアに含まれているか確認しましょう!

②電気使用量と契約容量で選ぶ

一人暮らしでは電気の使用量が少ない場合が多いでしょう。そのため、基本料金や電気料金全体から一定の割引が受けられるプランがおすすめです。電力使用量の単価だけ割り引かれても、電気料金はあまり安くなりません。

基本料金が0円のプランや、電力量料金が一律のプランの場合、電気の使用量が少ないとメリットが出ない場合もあります。

また、一人暮らし世帯の契約容量は低い傾向にあります。料金プランによっては、30A以上からしか契約できないものもあります。現在20Aで契約している場合は、乗り換えによって電気料金が高くなってしまうかもしれません。

電力会社の公式サイトで料金シミュレーションをし、電気料金が安くなるか確認してくださいね!

③ライフスタイルで選ぶ

「出張が多く、電気をあまり使わない。」「ポイ活をしている。」「CO2排出量ゼロの環境に優しい電気を使いたい。」など、生活に合った電気料金プランを選べばお得度はさらに高まります。

電気を使う時間帯によって、電力量料金が異なるプランもあります。

昼間は学校や会社で過ごし、あまり電気を使わないという方は、夜間の電力量料金が安くなるプランを選ぶと電気料金が下がる可能性が高いです。

また、オール電化住宅にお住まいで、夜間蓄熱式機器(電気温水器など)を使用する方は、オール電化用の料金プランを選ぶ必要があります。

一般的な電気料金プランに契約変更してしまうと、電気料金が高くなってしまいますので注意してください。

④ガス・ネットなどとのセット割引で選ぶ

他サービスとセットで契約することで割引を受けられる料金プランもあります。料金が安くなるだけでなく、支払管理がしやすくなるメリットもあります。

ガス・ネット・スマホなどですでに契約している企業が電力小売事業に参入しているなら、セットでの契約を検討してみましょう!

一人暮らしにおすすめの新電力会社9社

ここからは、一人暮らしにおすすめの新電力会社をランキング形式で紹介していきます!料金プランは、東京電力管内のものとの比較です。(大阪ガスについては、関西電力管内のものとの比較です)

供給エリアによって料金形態が違うこともありますので、実際の料金は公式サイトでお住まいのエリアのものを確認してください。

②CDエナジーダイレクト

株式会社CDエナジーダイレクトは、中部電力と大阪ガスの合弁会社です。エネルギー供給の実績があり安心して契約できます。

都市ガスの供給も行っており、大手ガス会社よりもお得な料金プランが用意されています。ガスと電気をセットで契約すると、電気料金の0.5%が割引されます。

供給エリア 東京電力エリア
解約金 なし
ポイント制度 電気料金の1%がカテエネポイントで貯まる
公式サイト 株式会社CDエナジーダイレクト

一人暮らしにおすすめの料金プラン

ベーシックでんきは従量電灯Bと同じ料金形態のプランです。基本料金・電力量料金から割り引かれ、電気の使用量が少なくても電気代が安くなります。20Aから契約ができるのも嬉しいポイントです。

毎月の電力使用量が150kWh以下の方には、シングルでんきがおすすめ。毎月の電気料金から100円割引となるため、年間で1,200円コンスタントに安くなります。こちらは容量30Aからの契約です。

電気料金シミュレーション

料金プラン ベーシックでんき シングルでんき
契約容量・電力量使用量 30A 150kWh
電気料金 3,940円 3,938円

料金プランは東京電力管内のものです。燃料費調整額・再エネ賦課金は考慮していません。

お住まいや電気使用量によってどのくらい節約できるか異なりますので、詳しいシミュレーションは公式サイトで確認してください。

こんな方におすすめ

  • 毎月の電力使用量が150kWh以下の方
  • 電気とガスの契約をまとめたい方

キャンペーン情報

2023年2月現在、実施中のキャンペーンはありません。

CDエナジー公式サイトはこちら

①TERASELでんき

TERASELでんきを運営する株式会社エネクスライフサービスは、伊藤忠エネクス株式会社の100%出資会社です。60年以上の歴史があるのに加え、発電所を所有するエネルギー商社のグループ企業ですので、信頼できると言えます。

供給エリア 北海道・東北・東京(関東)・中部・北陸・関西・中国・四国・九州
解約金 なし
ポイント制度 楽天ポイントが月々の電気料金200円につき1ポイント
公式サイト Teraselでんき

一人暮らしにおすすめの料金プラン

TERASELでんきプランは、従量電灯Bと同等のプランです。基本料金・電力量料金が両方とも割り引かれるため、電気の使用量が少なくても電気料金が安くなります

また、容量が20Aから契約できるため、契約容量が小さい家庭にぴったりです。

電気料金シミュレーション

料金プラン TERASELでんきプラン
契約容量・電力量使用量 30A 150kWh
電気料金 3,875円

料金プランは東京電力管内のものです。燃料費調整額・再エネ賦課金は考慮していません。

お住まいや電気使用量によってどのくらい節約できるか異なりますので、詳しいシミュレーションは公式サイトで確認してください。

こんな方におすすめ

  • 楽天ポイントを貯めている方
  • 契約容量が20Aで足りる方

キャンペーン情報

TERASELでんきへの乗り換えで8,000円相当プレゼントキャンペーンを実施しています!
  • 特典1:選べる特典が2倍の4,000円相当に!
  • 特典2:東京・関西限定で供給開始から1年間の使用量×0.5ポイントの楽天ポイント付与!
    (1年間の使用量6,000kWhの場合3,000円相当)
  • 特典3:月々のご利用料金200円ごとに楽天ポイント付与!
    (1年間の使用量6,000kWhの場合1,000円相当)

新規契約者向けの選べる特典は、以下の7つから好きなものを選べます。

  • 楽天ポイント2,000ポイント⇒7/30まで4,000ポイント!
  • PayPayポイント2,000円分⇒7/30まで4,000円分!
  • Amazonギフト券2,000円分⇒7/30まで4,000円分!
  • Apple Gift Card 2,000円分⇒7/30まで4,000円分!
  • Huluチケット2ヶ月分
  • Stock point 2,000ポイント
  • 電気料金の2%相当を使用場所都道府県に寄付

キャンペーン期間は2023年5月15日~7月30日までです。お得なキャンペーン期間に、ぜひTERASELでんきを検討してみてくださいね!

キャンペーンの詳細は、TERASELでんき公式サイトでチェックできます!

TERASELでんき公式サイトはこちら

②東京ガスのでんき

関東で都市ガス供給を行っている「東京ガス」の電気小売事業です。ガスとのセット割でさらにお得になると人気を集めています。

供給エリア 関東
解約金 なし
ポイント制度 パッチョポイント
公式サイト 東京ガスのでんき

一人暮らしにおすすめの料金プラン

「基本プラン」は、東京電力の従量電灯B よりも基本料金と電力量料金が両方とも安くなります。電気の使用量が少ない方でも、コンスタントに電気料金が安くなるのが嬉しいですね。

オール電化向けプランも用意されています。こちらも東京電力より安い値段設定となっており、電気温水器やエコキュートを使っている方におすすめです!

都市ガスと一緒に契約するとセット割が適用され、電気料金の0.5%が割引になります。

電気料金シミュレーション

料金プラン 基本プラン
電力量使用量 30A 150kWh
電気料金 3,990円

料金プランは東京電力管内のものです。燃料費調整額・再エネ賦課金は考慮していません。

お住まいや電気使用量によってどのくらい節約できるか異なりますので、詳しいシミュレーションは公式サイトで確認してください。

こんな方におすすめ

  • 東京ガスの供給エリアの方
  • 電気とガスをセットで契約したい方
  • 関東エリアに引越して新規契約予定の方

キャンペーン情報

新規申し込み者向けのキャンペーン実施中!基本プランを新規申し込みすると、電気代基本料金1ヵ月無料になります。

期間:終了日未定

東京ガスのでんき公式サイトはこちら

③大阪ガスの電気

関西で都市ガス供給を行っている「大阪ガス」の電気小売事業です。エネルギー供給に実績がある企業で信頼があり、関西での新電力乗り換えに人気があります。

供給エリア 北海道・東北・中部・北陸・関西・中国・四国・九州
解約金 なし
ポイント制度 料金チェックやサイト利用でマイ大阪ガスポイントが貯まる
公式サイト 引越し時の契約はおまかせ!ガスも電気もインターネットもまとめておトク!/大阪ガス

一人暮らしにおすすめの料金プラン

ベースプランAは、電気のみ契約する場合のプランで、基本料金・電力量料金単価がともに安くなります

都市ガスと一緒に契約すると「ベースプランAーG」が適用でき、電力量料金単価がさらに割り引かれます。電気とガスをセットにすることで、ガス料金も割引になるためとてもお得です。

引越時に選べる新生活応援プランでは、電気とガスの契約をまとめると、電気基本料金がずっと無料になり、年間で2,400円もお得になります。進学や転勤などで関西に引っ越す方に、大変おすすめです。

電気料金シミュレーション

料金プラン ベースプランA
電力量使用量 150kWh
電気料金 3,176円

料金プランは関西電力管内のものです。燃料費調整額・再エネ賦課金は考慮していません。

お住まいや電気使用量によってどのくらい節約できるか異なりますので、詳しいシミュレーションは公式サイトで確認してください。

こんな方におすすめ

  • 関西ガスの供給エリアの方
  • 電気とガスをセットで契約したい方
  • 関西に引越して新規契約予定の方

キャンペーン情報

現在、実施中のキャンペーンはありません。

④HTBエナジー

HTBエナジー

HTBエナジーは長崎のテーマパーク「ハウステンボス」から生まれたエネルギー事業です。現在では、沖縄を除く全国で電力供給を行っています。

供給エリア 北海道・東北・東京(関東)・中部・北陸・関西・中国・四国・九州
解約金 なし
ポイント制度 なし
公式サイト ず~っと安いお得な安心 HTBエナジーのでんき

一人暮らしにおすすめの料金プラン

一般家庭向けのプランとして、ベーシックプランが提供されています。

東京電力エリアであれば30~60Aの基本料金が契約したアンペア数にかかわらず550円となるため、電気の契約容量が多い方はお得になります!

ただし、300kWh以下の電力量料金単価は割高です。電気をあまり使用しない世帯では電気料金が高くなるので注意してください。

オール電化プランの「ぜんぶでんき」も人気です。昼間時間帯の電力量料金単価が、大手電力会社より2~51%割り引かれます。

追加料金なしで「あんしんサポート365」「あんしんサポート365 プラス」という駆けつけサービスが付いています。電気・ガス・水回り・カギなどのトラブルに対応してくれるサービスや、年額3万円までのスマホ保険が利用可能です。

電気料金シミュレーション

料金プラン ベーシックプラン
契約容量・電力量使用量 30A 150kWh
電気料金 4,840円

料金プランは東京電力管内のものです。燃料費調整額・再エネ賦課金は考慮していません。

お住まいや電気使用量によってどのくらい節約できるか異なりますので、詳しいシミュレーションは公式サイトで確認してください。

こんな方におすすめ

  • 電気以外のトラブルにも備えたい方
  • スマホ保険に加入したい方
  • 契約容量が大きい(30~60A)方
  • オール電化住宅にお住まいの方

キャンペーン情報

2023年5月現在、実施中のキャンペーンはありません。

HTBエナジー公式サイトはこちら

⑤auでんき

おもしろい方の未来へ。 au

通信会社大手の株式会社KDDIのグループ会社が運営する電力小売事業です。一部離島を除く全国で契約することができます。

供給エリア 全国(一部離島を除く)
解約金 なし
ポイント制度 Pontaポイント
公式サイト auでんき

一人暮らしにおすすめの料金プラン

一般家庭向けのプランは「でんきMプラン」です。料金設定は大手電力会社と同じですので、電気料金の割引はありません。Pontaポイントが電気代に応じて貯まり、その分お得になります。

さらに、UQモバイルとauでんきをセットで使うと、スマホ料金が月額最大858円(税込)割引されます。

また、都市ガスとセットで契約すると、ポイント還元などの特典がプラスされます。(北海道・関東・中部・関西エリアの都市ガスのみ)

例えば東京ガスエリアでは「東電ガス for au」を一緒に契約すると、毎月102Pontaがポイント還元。ガスの料金プランも東京ガスより安く設定されているのでお得です!

電気料金シミュレーション

料金プラン でんきMプラン(東京)
契約容量・電力量使用量 30A 150kWh
電気料金 4,070円

料金プランは東京電力管内のものです。燃料費調整額・再エネ賦課金は考慮していません。

お住まいや電気使用量によってどのくらい節約できるか異なりますので、詳しいシミュレーションは公式サイトで確認してください。

こんな方におすすめ

  • UQモバイルを使っている方
  • auスマホを使っている方
  • Pontaポイントを貯めている方
  • ガスと契約をまとめたい方

キャンペーン情報

2023年12月現在、新規申し込みで6,000円相当をauPAY 残高に還元のキャンペーンを実施しています。

お申し込み月から4か月後の月末までにauでんきのご利用を開始していることと、auでんきの契約が特典還元の前月末時点で有効であることが条件です。

期間:2023年12月27日~未定

⑥新日本エネルギー

株式会社NEXT ONEが運営する電力小売事業です。沖縄電力と一部離島を除く全国が供給エリアとなっています。供給エリアが広い新電力会社は、引越し先でも引き続き契約できるため、転勤の予定がある方におすすめです。

供給エリア 北海道・東北・東京(関東)・中部・北陸・関西・中国・四国・九州
解約金 契約期間が3年間の自動更新

更新月以外に解約すると解約金9,900円(税込)

ポイント制度 なし
公式サイト 新日本エネルギー

一人暮らしにおすすめの料金プラン

新ネクストバリュープラン電灯Bは、基本料金単価が10%割り引かれるプランです。電力量料金単価は一律となっており、300kWh超過分の単価が安くなっています。

逆に、120kWh以下の電力量料金単価は割高です。電気をあまり使用しない世帯では電気料金が高くなることがあるので注意してください。

電気料金シミュレーション

料金プラン 新ネクストバリュープラン電灯B
契約容量・電力量使用量 30A 150kWh
電気料金 4,744円

料金プランは東京電力管内のものです。燃料費調整額・再エネ賦課金は考慮していません。

お住まいや電気使用量によってどのくらい節約できるか異なりますので、詳しいシミュレーションは公式サイトで確認してください。

こんな方におすすめ

  • 電気の使用量が多い方

キャンペーン情報

「紹介キャンペーン」実施中。契約中の方からの紹介で新規契約し、6ヶ月以上契約継続した場合、紹介者と新規契約者それぞれに3,000円がキャッシュバックされます。

期間:2022年8月31日~未定

新電力会社に関する気になるQ&A

①新電力と大手電力会社の大きな違いは何?

他の新電力と特に違いはありません。大手電力会社とは、電力自由化前に発電・配送電・電力小売りを一手に担っていた企業です(東京電力・関西電力など)。

地域の大手電力会社も、2016年の電力自由化を機に小売部門が独立し、送配電部門とは別会社となっています(沖縄電力は除く)。

強いて言えば、新電力会社では参入しづらい離島などの地域でも、大手電力会社なら供給エリアになっているところが違いと言えるでしょう。

②新電力に乗り換えても停電しない?

停電のリスクは乗り換え前と変わりません。電気の契約先が変わっても、送電網はこれまでと同じです。

台風などで送配電設備が原因の停電が起こったときは、各地域の大手電力会社(配送電会社)が復旧作業を行います。契約する電力会社によって電力復旧が遅れるという心配はありません。

③新電力会社が倒産してしまったら電気の供給はストップされる?

すぐに電気が使えなくなるということはありません。地域の大手電力会社の「経過措置プラン」に自動的に引き継がれ、電力供給を行います。料金プランは乗り換え前と同等の内容です。また自分にあった新電力会社を探して、契約をするようにしましょう。

倒産しても停電することがないとはいえ、信頼できる電力会社を選ぶことは大切です。実績や企業情報もチェックしてから契約するようにしましょう。

④スマートメーターって何?必ず必要?

スマートメーターは通信機能をもった計器のことです。新電力会社に切り替える際に未設置の場合は、スマートメーターへの交換が必要になります。交換工事に立ち合いは不要で、工事費は原則無料です。

現在、スマートメーター導入が全国で進んでいるので、電力会社を切り替えたことがなくても取り付けてある場合もあります。

スマートメーターを取り付けると、30分ごとの電気の使用量を計測し、遠隔から確認することができます。毎月の検針(計器の数値確認作業)も遠隔でできるようになり、検針員が家庭の敷地内に立ち入ることもなくなります。

アプリやマイページでリアルタイムの使用状況を確認できるので、契約者にとっても便利です。

⑤乗り換え手続き・申し込み方法は簡単?

ほとんどの場合、WEB上で簡単に申し込みできます。電話・郵送・店頭でも申し込みできる場合もあります。気になる新電力会社を見つけたら、公式サイトを確認してみてください。

申し込みには、検針票(電気ご使用量のお知らせ)などの、電気の契約内容が分かるものを用意してください。フォームにそって、契約者名・住所などの必要事項を入力し、送信すれば申し込みは完了です。その後、支払方法の申し込みをWEB上や郵送で行ってください。

現在契約中の電力会社の解約手続きは不要です。乗り換え先の新電力会社が行います。

契約切替には2週間~2ヵ月程度かかります。「電気代が高くなる冬前に乗り換えたい。」など、切り替え時期の希望がある場合には、余裕をもって申し込むようにしましょう。

⑥引っ越し先で契約することもできる?

引越し先で契約できる新電力会社もあります。引越し先で電気を使えないということがないよう、日程が決まったらすぐに申し込むようにすると安心です。

契約にかかる期間は電力会社によって異なりますので、公式サイトで確認してみてください。

引越し先で新電力会社に乗り換える場合には、現在契約中の電力会社の解約手続きを自分でする必要があります。解約しそびれると、退去後にも電気料金が発生してしまうので気を付けてください。

引越し先での新規契約ができない新電力会社の場合は、引越し後すぐは地域の大手電力会社と契約しておいて、その後契約を切り替えるようにしましょう。

⑦解約金や違約金はかかる?

新電力会社や料金プランによって異なります。色々な電力会社を試してみたい方や、引越しが多い方は、解約金・違約金が無料の新電力会社・料金プランを選ぶと安心です。

ただし、解約金や違約金がかかる料金プランの方が、電気料金が安くなる場合もあります。契約期間中に解約予定がないのであれば、比較してみても良いでしょう。

⑧「燃料調整費用」ってなに?

燃料費調整制度とは、燃料価格の増減を、電気料金に反映させるための制度です。燃料価格を基準価格と比較して燃料調整単価を決定し、1kWhごとに加算されます。

燃料費価格は、世界情勢や為替レートによって大きく変動し、電力会社の企業努力では対応できないためです。

これまでは燃料調整単価に上限を設定している電力会社が多かったのですが、近年の燃料価格高騰の影響から、上限を撤廃する電力会社が相次いでいます。新電力だけでなく、大手電力会社も同様です。

そのため、燃料費の高騰が全て電気料金に反映されてしまい、これまで以上に電気料金が高くなる家庭が増えています。

⑨再エネ賦課金はみんな払わなければいけないの?

大手電力会社・新電力に関わらず、全ての電気料金に加算されます。電力会社から電気を購入する方は、みんな払わなければいけません。

太陽光発電を始めとする再生可能エネルギー由来の電力は、FIT価格という市場より割高な値段で一定期間、大手電力会社に買い取られています。

再エネ賦課金(再生可能エネルギー発電促進賦課金)とは、この買取費用を、電気を使用する全ての消費者が負担するための賦課金です。

まとめ

ここまで、一人暮らしにおすすめの新電力会社について解説しました。

一人暮らし世帯は、契約容量が小さく、電力使用量が少ないのが特徴です。新電力会社の中には、一人暮らしの方でも電気料金が安くなるプランが色々あります。

切り替えを検討する場合には現在の電気の使い方を確認して、料金シミュレーションをしてみてくださいね。

この記事を参考に新電力に乗り換え、電気代を節約していきましょう。